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2024 年 2 月 3 日放送

「マッスルへの道 ③」

 さぁ今週も始まりました。アクセスの時間でございます。山ちゃんよろしくお願いします。

 よろしくお願いいたします。

 サブパーソナリティーみたいな立ち位置になっていて先週は気持ちよ〜く喋ってましたけどね。今週もフリートークやからなんか考えてきた?

 そうですね、就労支援に携わる身として…。

 なんかそのくだり多いね。「就労支援に携わる身として…」かっこいいからいいけどね。

 最近「身だしなみ」。これもなんか大事だなっていうのを思っていて…。

 なるほど、最近スーツをよく着取ったりとかなんかおしゃれじゃない?

 ちょっとバリッと決めてますね。

 あれオーダースーツかなんかしてるの?

 そうです。オーダースーツで作りました!

 えぇー、人っていうのはオシャレに目覚めるとやっぱ変わるもんなんですね。好きな女ができたから変わったとかじゃないわけ? 最初は偉そうに就労支援に携わる身としましては…みたいなこと言うんだけど、どっちが正解なん?

 どっちも正解なんですけど、まぁ好きな女性ができたっていうのも一つきっかけになってます。

 先週話したオスのホルモンが出だしたんじゃないの?

 めちゃくちゃ出てると思います(笑)。

 狩人になってきたよね。もう「一事が万事」じゃないないけど好転しだしたら全部変わるね。作ってるスーツはたまに裏地が派手やったりするやん?

 そうですね。表面の方は例えばシックなちょっとスマートな感じにして、裏地を見たらカジキングさんはメキシコのロスカボスに行かれると思うんですけど、そこにあるようなちょっとカラフルなドクロみたいな、そのギャップもなんかちょっと楽しめるなと思って…。

 あれ見た時なんか俺は「イラッ」としたけどね。「メキシコキャラは俺やろう」みたいな…「そこ取るなよ」みたいに思ってたけど。なんか裏地がかっこいいんですよ。

 見えないところにもオシャレを…。

 「通」なことを急に言いだしますね…。でもその就労支援事業所もやっぱりそのオシャレ感覚って大事なんかな?

 そうですね。遊び心としてはちょっと別にはなってくるんですけどやっぱり就職を支援するので、社会人としてという目線できっちりしていくっていうことがやっぱり大事かなと僕は思いますね。

 まぁ特に就労移行支援に関して言えば、あくまでも社会に利用者さん(障がい者)を就労させて羽ばたいて行かせるための支援施設だからね。就職を意識したような施設作りはやっぱり最低限しないといけないと思う一方、なんか支援員として働いてる側で「うん?」っていう人いるじゃん。

 はい。

 まぁ重度な障害を持ってる人の例えば介助が必要だったりとか、いろんな身近なサポートを動きやすくするための服装はそれはそれで仕事時なんだから、そっちの方が機能性があって大事っていうのは分かるんだけど。就労移行支援に関してはやっぱりちょっと違うよね。

 そう思います。

 片手じゃ済まないかなと思ったことあるもんね。「その格好で面接対応のトレーニングを教えたりとかするんですか?」みたいなね。もし今日今この利用者さんの就職に結びつくような、例えば企業側から訪問があったりとかした時に「あなた支援員の担当者として、そんな感じで対応するの?」みたいな。

 はい。

 オシャレしまくりする必要はないと思うけど、もうちょっと身綺麗にしたいとかジャケット一枚ぐらい羽織って来たら? みたいな場面も多いよね?

 僕も多いと思います。面接の練習とかも本番を見据えてお互いスーツで、それが実践にも沿ってるのかなというふうに僕もやっぱり思いましたし必要なことじゃないかなと思います。

 こんなまともなこと言いながら、でも実は女の性の可能性もあるわけですよね(笑)。

 そうですね。キッカケはいくつあってもいいかなと思うんですけども…。

 どれが先なのかわからんけど、なんか一個良くなると同時平行でなんか良くなってる気がする。

 ありがとうございます。

 筋トレをしたからそういう自信がついて体も良くなってきたから、ちょっと女性も追いかけようかっていうのも気も出てきてそういう姿で仕事もなんか仕事もおそらく順調になり出して「じゃあ、ちょっとオーダースーツの一個も作ってみようか」みたいな感じになって、それを着てたら女性側も施設側も「なんか山下さん、おしゃれですね」みたいな言葉も多分かけられるようになるから、余計うれしくなってまた筋トレもするわ、おしゃれになるわ、みたいな…。

 もうなんか舞い上がりますね。

 それいいと思う。

 私利私欲みたいな感じなんですけども…。

 でも利用者さんによっては「ちょっとしたオシャレの仕方がわかりません」とかそういう人もおるやろうから、まぁ女性に対してはなかなかアドバイスもできないかもしれないけど、男性の利用者さんにとっては山ちゃんが「今こういう服いいんじゃない」とか「こういうジャケット安くていいよ」とか、別に全部が高級品なわけじゃないんでしょ?

 もちろん。

 ジャケット一枚、なんかファストファッションみたいなジャケット着たりもするわけでしょ? なんかそういう身だしなみにちょっと気をつけたら「これ安くていいよ」みたいなのを教えていったらいいじゃん。

 そうですね。それこそオフィスカジュアルっていう分野ですね。

 なるほど、さぁなんかいい話を聞けたけどまた来週以降も久保書記長の体調次第で、山ちゃんの出番があるかないかが決まるんですけども、もしまだ体調が回復してなかったら来週も来てもらうことになりますのでよろしくお願いします。

 最後になんかちょっと一言。

 はい。今週はスーツの話もさせていただきましたが、まぁ自分自身にもうれしい変化がすごく起こっております。もう一つ仕事とプラスして、何か追いかけるものとか障害を持った方々にもこれをどんどん伝えていって、業界にもそういった価値観っていうのはやっぱり必要だと思うので、それも広げれるように。先ずはベストボディのコンテストに出てその結果報告もありますんで、それも皆さんお楽しみにお願いします。

DJ. カジキング

2024 年 2 月 10 日放送

2人トーク 〜 ②

 さぁガラガラ声変わりの時期を迎えましたカジキングでございます。今週もよろしくお願いします。先週に引き続き久保書記長の体調不良によりまたまたゲストには山ちゃんにお越しいただいてます 山ちゃん、よろしくお願いします。

 またまた来させていただきました 山ちゃんです。よろしくお願いします。

 俺の声、大丈夫? こんな声でオンエアーして大丈夫なのかなぁ?

 日頃より今日はちょっとガラガラしてるような感じがしますね。

 という事で今回もまだ何もお題を決めずに放送始まってしまいましたけれども何かない?

 ざっくりですね(笑)。そうですね僕なんですけどご存知のように僕はさまざまな就労支援事業所の立ち上げサポートを全国津々でやってるんですけど…。

 なるほど。

 施設に認可が下りて職員さんたちが、まあ個人個人で仕事に対する考えになんかこう見ていてばらつきがあるように感じてるんですよね。

 なるほどね、みんなそれぞれ福祉経験も違うしね。

 はい。

 そらそうやな。

 それで例えばやっぱり施設をいい感じにするには一枚岩というか、まあ思いを一つにするべきだなぁっていうのをすごく感じるんです。

 そりゃそうやわ。

 その中で指定認可証の意味ってなんか深く考えずにオープンしている施設が多いような気がしていて、この認可証になんか隠されたヒントというか、なんかメッセージといいますか、そういうのがあるのかなって思ってるんですけど認可証の意味ってどんなふうに捉えたらいいんですかね?

 あのねー、この話をしちゃうと長くなるよー。博多弁で言ったら「なごうなるよー」。

 なごうなりますか?

 そうか、山ちゃんも福岡に 10 年おったからね。わかるよね?

 わかります(笑)。

 俺個人的に大事って思ってるのよね。だからついついその福祉関係者とお酒を飲む機会とかあったら、もうこの話だけで一時間ぐらい喋っとるもんね。

 結構なボリュームですね。

 まぁね、いろんな福祉事業所って別に就労支援事業所だけに関わらず指定認可届出書っていうのがあるわけで、この認可書を基にいろんな施設が施設サービス運営をしているわけよね。

 はい。

 山ちゃんはいま就労支援事業所の立ち上げサポートしているわけだから、就労支援事業所の指定認可書の意味みたいなことを今聞いてたわけだけど、なんかね皆んなねこれをふわっと考えてんのよ。

 はい。

 「ふわっと」というのがね。民間企業だったらだいたいその施設とか店舗とか、いろんな物事に対して数字的な目標とか意識とかが必ずあるわけよね。

 はい。

 これは民間経験が長い俺だから言えることなのかもしれないけど、例えば何でもいいけど、居酒屋一店舗にしたって原価もあるわけだしね、一店舗としての売り上げ目標をこれぐらいにしようとか、もう特にオープンする時なんかは必ずあるわけやんか。

 はい。

 なのにこの福祉関連に関してはそういう生産性を求めれない人もいるから、一律にそういうのを求めないみたいな風潮が一部あるような気がするのね。でも就労支援事業所は絶対数字が関係してると思うのね。なのに「少しでも多くの人(障がい者)を就職することが目的なんですよねー」ぐらいの感覚なんよ。一人でも多くって何人なんて話?

 何人出せばとかっていう話ですね。

 回りくどい言い方になったけど、普通はそこに目標を持ったりとかして皆んなで「じゃあここに就職させようぜ」とか、その普通そういうのがあって然るべきなんかなと思うんやけど、みんな一人でも多くの方にとかね。なんかそんな感じなんよ。

 確かに。

 それでね、この指定認可書って細かくいろいろ見ていくと役所がこれ認可書って自治体が発行するわけじゃん。

 はい。

 「こうしてね」っていうのは数字で明確に出てるのよ。

 はい。

 それはみんなにお伝えしたいんやけどね、もう残り時間がございません。この前置きがどんだけ時間かかるんで、分かる? これだけで一時間しゃべるっていうのが。

 そうですね。一時間じゃ相づちか、リアクションしか出来ないですね。

 けどね、ここで今から本当にしゃべりたいことも喋り出してしまうとなんかキリが悪いんよね。キリが悪いけどもう喋るしかないよね。

 はい。

 障害を持ってる人に対してだいたい一人頭1ヶ月に税金って数十万かかってるわけよ。

 はい。

 その中には例えば障害年金だったり、あの全部の就労支援事業所をサービス使ってる人も使ってない人も全部の障がい者で割った金額とか、福祉関連サービスにかかる税金が投入された金額を全障がい者で割った金額とか、あと障害手帳を持ってたら公共の交通機関なんか割引が効いたりとかするでしょう?

 そうですね。電車とかバスとか乗る時のありますね。

 まぁそういういろんなこまごましたものを全障がい者にかかった金額を障がい者の人口で割った時に数十万円なわけよ。

 結構大きいんですね。

 多いやろ?

 はい。

 ここ最近障がい者の人口でいきなり 200 何十万人増えたりとかしてるわけだから、考えてたけどゾッとするやん。

 いくらかかってるのかって思うととんでもない額になるんじゃないかなと思います。

 その金額というものが就職を達成してくれて、納税する側に回ったらかなりの金額が削減できるわけ。

 あぁ、はい。

 わかる?

 はい。

 これ計算しやすいように一人が納税者に回ってくれるだけで 10 万円削減できるとします。

 はい。

 続きはまた来週お話します!

 めっちゃ気になるところで終わりですか?

 さぁいくら削減されることになるんでしょうか? ってところから次回話していきたいと思いますんでぜひ来週もチェックしてください。

 リスナーの皆さん、来週も聴きましょう!

DJ. カジキング

2024 年 2 月 17 日放送

2人トーク 〜 ③

 さぁ今週も始まりました。ガラガラカジキングの時間でございます! さあ今週も先週に引き続きゲストは山ちゃんにお越しいただいてます。

 よろしくお願いします。

 俺先週からずっとしゃべりたくてウズウズしとったんやから…。

 もう待ってました。

 続けてこの勢いのまま話すけどね、先週からの少し振り返りだけ簡単にすると…。障がい者一人当たり月に数十万円の税金を使っていろんなサービス提供を受けてもらってます。その障がい持ってる人が一人就職して納税する側に回るだけでかなりの金額が削減されます…っていう話ね。

 はい。

 これを分かりやすく計算するために一人 10 万円ね、一人就職達成して納税する側に回ったら 10 万円ぐらいコスト削減されると考えるよ。

 はい。

 10 万円かけ一年だったら 120 万円でしょ。

 120 万円です。

 この人がね、仮に 30 年間就職しないままだった場合と就職した場合(納税する側に回った場合)は、かける 30 年で考えたら。120 万円かける 30 年で 3,600 万円になるわけよ。

 おっきな数字ですね。

 わかる? 就職をしないままずっと過ごした場合、この3,600万円が税金的に削減されてもっと他のことに活用できてた可能性があったお金なのか、3,600 万円その方のために税金としてまた使わなければいけなかったのか、この差ものすごく大きいやろう?

 ムチャクチャ大きい!

 大きいよね、一人でやからね。30 年は仮定はもちろんしてるけどね。一人でよ。

 はい。

 じゃあね、先週指定認可証の話したでしょ。

 はい。

 就労支援事業指定認可証で「ここで開設していいですょ」っていう認可証ね。その就労支援事業所が 100 人そのエリアで就職達成させて納税させたらいくらよ?

 一人 3,600 万ですね、かける 100 だと…、36 億ですか?

 そう、わかる? 1,000 人だったらいくらよ?

 360 億!

 そうよ! 小さな定員が 20 人ぐらいの一就労支援事業所でも 1,000 人就職させたら 360 億の税金を新しいことに使えるものを生み出せる。1,000 人だとちょっと1つの事業者って難しいかもしれないけど、100 人だったらいけるよ。10 年ぐらいかかるかもしれないけど…。

 はい。

 それをやってくださいって風にいかないと意味がない。

 壮大ですね。

 壮大っていうけど、ちゃんと毎年毎年しっかりやっていけば 100 人は達成できるやろ。

 そうですね。

 っていうことは、その人があと仕事を 30 年続けてくれたら、その仮定も入ってるからなかなかこの計算通りに行くわけじゃないけど続かないことも加味したらもっとたくさん生み出せばいいだけの話でしょ?

 はい。

 15 年の人がじゃあ 200 人いたって同じ数字になるわけでしょ?

 そうです。

 5年選手は5倍、6倍いるかもしれないけど、それも生み出さないといけない。でもそれが 10 年とか 20 年という長いスパンで考えれば不可能な数字じゃないでしょ?

 はい。

 自分たちがそういう仕事を使命としてやってるんだっていう認識を、俺はあの認可書を元に持ってほしいのよ。

 はい。

 そこにもう1回先週の話をするけど一人でも多くにの方に就職して欲しいって、その思いが間違ってるわけじゃないよ。それがブブーっていってるわけじゃないけど、ふわっとしすぎてるじゃん。

 はい。

 ふわっとしすぎていることに役所は認可出してないから…。ふわっとしていることになんとなく「その施設も維持するために税金投入します」ってそんなバカな話あるわけないやん!

 無いです。

 ちゃんとこれぐらいの就職率も達成させつつ、地域のために納税者を増やして福祉サービスもずっと右肩上がりにみんなで福祉サービス使いまくって、税金もどんどん社会保険負担料も上がり続けてどんどん皆んなで使いまくっている状態になってるわけよ。

 はい。

 頑張れる人は納税者に回ってもらって「一部支える側に回ってもらいたいなぁ」っていうのが自治体とか国の考えだから、それを照らし合わせて考えたらそんなふわっとしたことを言ってる場合じゃないでしょって話なのよ。わかりますか? 一人でヒートアップしとるよ、誰か止めてよ、山ちゃん早く止めてよ!

 はい(笑)。ものすごい熱量でつい聞き入ってしまいました。

 言えないこととかを言ってしまいそうなぐらい今ヒートアップしとる。

 そう、まあ改めてカジキングさんのお話を聞かせていただいて意味も考えさせられましたし、地域を活性化するためにもこの事業ってすごく重要な任務を課せられてるんだなと思いまして、今日聞いたお話を他の事業者さんにぜひ話してきます。

 ていうか最近さ、あのお題決めないまま行き当たりばったりでトークしてるから、なんか来週のお題を最後に決めとこうよ。

 そうですね。

 この公共の電波を使ってですね。皆んなに聴いてほしいような質問とかないの?

 そうですね。施設の支援員さんともお話する機会が多くて「最近事業所の様子どうですか?」とか、まあそういうお話になった時に利用者との接し方というか、まぁ話し方の距離感とか結構通ってる利用者とか長くなってくるとちょっと普段傾向だったりもするんですけど、なんかタメ口ちょっとポロッと出ちゃったりとか、なんかそういった「利用者との距離感があんまりわからなくなってきます」みたいな相談も受けるので、その点ちょっと来週カジキングさんとお話できたらなと思ってます。

 なるほどね、それはねドンピシャな解答がありますよ。多分ね。

 多分ですか。

 知らんけど。

 知らんけどですか(笑)。

 じゃあ、そういうことで「距離感」ね、利用者さんとの距離感。施設の職員がどういう距離感で接したり、喋ったりしたらいいんですか? みたいなお題をじゃ来週話していきましょう。

 よろしくお願いします。

DJ. カジキング

2024 年 2 月 24 日放送

2人トーク 〜 ④

 さぁ今週は少し声が落ち着いてきました。ガラガラカジキングの時間でございます。今週のゲストは山ちゃんでございます。よろしくお願いします。

 よろしくお願いします。

 先週ね、改めて振り返りをしますと、就労支援事業者の施設の職員さんがそこに通う障がい者さん(利用者さん)と接する時に、距離感だったりとか喋り方だったりとか、どういうふうに接するのがいいんですか? みたいな質問ということね。

 はい。

 言うこと二つ! 聞きたい?

 ぜひ教えてください。

 もうポンポンってニつ言うね。「信頼関係」と「就労支援事業所」っていうことこのニつ。そして「働いている」ということ…。

 信頼関係と就労支援事業所、働いているということですね。

 まず「信頼関係」。なんかよく「敬語を使った方がいいんですか? タメ口でいいんですか」とか、なんかもうそういう次元のことを言う人がおるんよね。それ信頼関係じゃね?

 シンプルですね。

 ダメな人はダメなわけ。いい人はいいわけやん。今ここにディレクターも含めてこの3人がまぁ俺がちょっと年上なのかな? 40代と30代といるでしょ。例えば遊ぶ場合だったら別にタメ口でもどんどん良くなっていくわけ。その若い頃は先輩後輩があったりとかして一学年も違ったらみたいなのがあったけど、例えば同じ趣味のコミュニティ仲やったら全然もう2~3歳差なんかもう変わらんみたいな話にどんどんどんどんなっていくわけやん?

 はい。

 そこにはでも信頼関係があったりするからやん。初対面の人にいきなりタメ口はきかないじゃん。

 まあ失礼ですね。

 たまにほら飲食店でも店員さんに横柄な態度を取るやつおるやんか?

 いますね。

 あれはもう論外やけど、そこの二人の間の信頼関係があるから例えば一歩踏み込んだ冗談言っても大丈夫な人もいたりとか、ずっと堅苦しく敬語をお互い「もう変よね」みたいになる瞬間もあったりとか…。

 はい。

 それが就労支援事業所で働く施設の職員として距離感が正しいんですか? みたいな感覚自体俺おかしいと思ってて、そこに通う利用者さんと施設の職員との間に信頼関係があれば「あんたなんしよっとね」って出る分は別に悪いと思わんし、言われた側も信頼関係があるからこそちょっとなんか叱ってくれたとか冗談交じりで言ってくれたっていう風になるし…。そこに信頼関係ゼロの状態で「あなたは何してるんですか?」とか言ったらそれはトゲがあるように聞こえる…。

 そうですね。

 敬語かタメ口かとかもうそこの境じゃない?

 そうですね。

 大枠はそうなんでしょうけど「もっと具体的に教えてくださいよ」とかいう奴がおるんやけど、でも信頼関係を築くことが大切で「信頼関係の築き方が分かりません」って言ったらもうお前やめっしまえっていう話なんよね。

 そもそもですね。

 障害持ってる人を就職させるために「全力かけてサポートしていきます!」っていうスタンスになれないじゃん。「信頼関係の築き方がわかりません」って言うんだったら、信頼関係とか築けよって話だよね。

 確かに…。

 信頼関係築けるんだったら「信頼関係づくり」っていうのにもっと注目して、スポット当ててそこから先の話でこの両者さんはまだちょっとそんなに心も開いてないし「ここはじゃあ、敬語のままでいいのかな」とかこの利用者さんも「まあいつも親しく冗談言い合ってるけど、でもこの場面は敬語でズバって言ったほうがいいのかな」と、そのさじ加減ってその時の場面とそもそもの信頼関係によってシュレーションで成り立つわけやから、ずっとタメ口のまんまじゃなんかおかしい場合だってあるわけよ。

 はい。

 俺が釣り番組がやってて番組中はタメ口で話すけど収録の前は「じゃあ、よろしくお願いします」っていう挨拶を敬語でやるわけやんか。もうそのスイッチの違いだけの話やけん。それとさっき言ったもう一個ね。「あなたは就労支援事業所で働く職員なんですよ」って話ね。親しく喋る休憩時間に冗談言う。それはいいよ。

 はい。

 ただ正しい言葉遣い、きれいな文法作りとか障害持ってる人が就職のための訓練をしている最中なんだから、そのまま世の中に出て恥ずかしくない模範となる職員じゃないといけないわけでしょ? このニつの角度で考えれば、敬語なのかタメ口なんですかとかいうこと出てこなくない?

 まあ言ってる次元ではないです。

 もう一回ちょっと信頼関係の話に戻るけど、例えばバリバリきつく言ってる事業所の所長がいて「あんた、何言よっとね。頑張りなさいよ」っていつもこんな口調でしゃべってる施設長がいます。

 はい。

 ただその部下の職員たちはいつもきれいな敬語を使って「誰々さんこうしましょう、何々さんこうしましょう、これはいけませんよ」。こういうふうに会話しないと、唐突にそんなこと言われると「就職した後で本当に苦労しますよ」みたいなサポートを職員たちが一生懸命やってる。これできれいなバランスが成り立って上手くいってる就労支援事業所もあるわけよ。その一個人の職員の誰々さんが「私はタメ口で言った方がいいんですか? 敬語で言った方がいいんですか」とかいうこと自体がナンセンスと思うけどどう思う?

 本気でその利用者さんと向かい合ったのかな。やっぱそこが大事じゃないかなと思いますし…。

 向かい合う前提というか、この利用者を就職させるんだっていう根本がないとダメということね。

 はい。

 「大丈夫ですか? 大丈夫ですか」って半分病院みたいに、したい築き上げた信頼関係じゃなくて就職に向かってお互い厳しい日々を過ごすわけだから、同じ苦楽を共にしている関係性の中に生まれる信頼関係みたいなものね。

 はい。

 それがあった時って「あんたこんな事しよったら就職できんばい」みたいな話をしたって別に言われた側も「そんなこと言われたって、私だって頑張ってるんですよ」っていう日があっても別にこの職員のことを何とも思わなかったりするわけでしょ?

 はい。

 そういうの大事にして欲しいですね。

 本当、利用者に本気で迎え合うといいますか、根本に「就職した後にこうなってほしいな、ちゃんと自分で自立した生活というか、楽しいことを謳歌したり仕事もバリバリやっていくとか、そういうふうになって欲しいな」っていう思いを持つことが根本でやっぱり大事だと思うんで、それを僕も伝えていきます。

 かっこよく締めていただいてありがとうございました。また来週よろしくお願いします。

DJ. カジキング

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